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● 2011年11月 ● NEW!! 「季節雑感」 いつも通りに季節は巡ってきます。寮の周りの木々も少しずつではありますが、色づいてきています。今年ものこりわずかになって参りましたが、さまざまな行事を終えて、今年も残りわずかだと実感しております。 ただ一つ喜べないことがあります。猪(いやイノ豚でしょうか)の出没です。おそらく毎日のように寮の周辺を訪問されています。 数年前までは考えられなかった現実が今そこにあります。共存共栄とは申しますが、この事実を目の当たりにすると恐ろしいものがあります。思い起こせば約40年ほど前にこのコロニーの土地に立った時の雄大さを! 出来ることなら、この自然を大切にしながらもう一度街づくりを考えられないかと思っています。発想の転換で何かできるものが見えてくるのではと。そんな夢を考えています。 ● 2011年10月 ● 「東條十町会」 以前より、金剛コロニーを知っていただくために、東條十町会の方々に来ていただき交流会が開催されてきました。すくよかとかんなびのさとが開設されてからは、桜のもとで歓談するのがこの3年間の交流です。東條十町会の名は長年親しく耳にしてきましたが、交流の場がなければ特に親しむ機会がありません。ところが、総合防災訓練をきっかけに訪れる機会がありました。 9月15日(木)総合防災訓練の日に、サイレンが鳴り、消防車が走ることを近隣の方に知っていただくように、毎年お知らせを配布しています。 東條十町会とは・・・ 金剛コロニー近隣「甘南備第一 甘南備第二 共栄 蒲 竜泉 岸之本 上佐備 中佐備 中山 下佐備」の10地区からなる町会です。 推測ですが、長年各町会が抱える祭りや水利の問題を、十の町の代表者が集まり解消してきたのではないでしょうか。 お盆が過ぎ、代表の方々に配布を依頼すると「いいですよ」と、とてもやさしいお返事でした。甘南備第一は車で到達することができず、坂道を喘ぎ喘ぎ千鳥足で訪問すると、笑顔で受け取っていただきました。ご自宅の周りは両腕で抱えられない杉の木がそびえ、高野山を思わせるようなたたずまいでした。中山では同姓の方が多く、一軒ずつお訪ねするたびにその親切に感謝した次第です。金剛コロニーが設立して41年、歴史ある東條十町会に比べるとまだまだ新参者と改めて感じました。そして、地域の方々との協力体制を、一人でも多くの職員に知ってほしいと願う、暑い一日でした。 ● 2011年9月 ● 「見つける力」と「つながる力」 間もなく大阪府の「障がい者施設等サービス改善支援事業」が始まります。この事業は、第三者として、「サービス改善支援員」が府下の施設を訪問し、利用者や施設職員と話し合いながら支援の改善を図るものです。その背景には、ここ数年、問題になっている施設内虐待への危機感があります。 同時に、利用者の方の高齢化、発達障がいのある方への支援、家庭で虐待を受けて入所した方への支援など、施設には深刻な課題があり、そのために高度な力量を求められているという事情があります。 先日、その事業の研修会が行われ、「障がい者施設の課題と支援員に期待する」という内容で、実際に施設に施設を訪問する派遣事業の支援員となる皆さんにお話をさせていただきました。 そこで、お願いしたことは、施設に「求められる支援」に見合った「人材と環境」が整っているのかを確かめ、その間を埋めるための「知恵と工夫」を貸していただくことです。 そして、大切にしていただきたい二つの視点を提案しました。ひとつは、施設や人材のプラスの面を「見つける力」を大切にするストレングスの視点です。「この施設にはこんなすばらしいところがあるから、そこを活かしたら」という知恵です。そして、ふたつ目は地域から孤立しがちな施設の「つながる力」を育てるエコロジカルの視点です。例えば、「地域にこんな資源があるので活用できるよ」という工夫です。 「見つける力」と「つながる力」、自らの現場にも伝えたい大切な視点です。私たち自身も、このふたつの視点で自らの施設や支援のありようを見直してみたいと考えています。 (pit-m) ● 2011年8月 ● 「公聴会」 7月20日、夏休みが始まる日、利用者の皆さんの日頃の思いやご意見を伺う公聴会を行いました。事前に話し合うテーマをお知らせしていたこともあって、生活棟内で議論をして意見を取りまとめているところもあり、活発に発言がありました。 夏休みの過ごし方では、「映画を見たい」「外出したい」「ボウリングしたい」などの中に、「みんなで肝試ししたい」「プラネタリウム」という奇抜なアイデアもありました。 9月に予定されているおまつりについては、催し物や食べ物にいろいろ意見がでました。 日頃の生活への不満や要望について、給食への要望が多くでました。「言っても実行してくれない。公聴会やっても意味ない」という辛辣な意見も出されました。給食委員会に報告していきたいと思います。また「同じ寮のなかでもゲームができるところがあるとか、ルールが違うのは差別だ」という意見も出されました。「ゲーム機で遊べない」、「携帯が持てない」は、一般家庭では当たり前になってきていることが、入所施設では使えない不満が多くあります。携帯については、「自分で働いた給料で払えるようになったらもとう」と前向きな意見でまとまり、各生活棟で話し合っていくことになりました。ゲームについては「みんなでルールを守ったら持てるようになるんやな?」ということになり、どんなルールになるか楽しみです。 1時間の公聴会でしたが、内容の濃い話ができました。まずは希望の多い「マンガ映画の上映会」から夏休みのお楽しみイベントを開始。今後も「言ってよかった」と言われるように頑張りたいと思います。 (K) ● 2011年7月 ● 「笑顔」 子供の笑顔には人を引き付ける魅力があります。 微笑は人が道具を使わないでできるただ一つの「癒し」です。 看護は「手と目で見護る」仕事ですが、それにさわやかな笑顔がそえられていたら、 苦痛も半減しませんか? 支援も同じです。利用者さんの何気ないしぐさの中にキラキラとした笑顔がのぞいていたら私達も笑顔で返してあげたいですね。 皆さんは毎日いい「えがお」で生活されていますか? 私は毎日できるなら笑顔の素敵な人と出会いたいと思っています。 その為にはまず自分が笑顔美人になれるよう、鏡の中の自分に「今日も笑顔が素敵」と話しかけています。 これがコミュニケーションの第1歩です。皆さんは毎日自分に何を話しかけていますか 又自分を褒めていますか? やってみませんか「笑顔美人」になる訓練 (F ・ E) ● 2011年6月 ● 「3月11日以降」 私たちは、平成23年3月11日に信じられない光景を目にしました。 大阪でも揺れを感じるほどの大激震と大津波。その後の原発事故。東日本大震災の発生でした。 多くの方が亡くなられ、未だ行方不明の方も大勢いらっしゃる。 不自由な避難所生活を送られている方や、村や町そのものが引越したところも・・・。 気になるのは、障がいをもった方やご家族はこの困難な状況でどんな生活を送っておられるのか? 阪神淡路大震災の際、金剛コロニーでは被災された障がい児(者)の方を受け入れ、一緒に生活したことを思い出します。 今回の災害に関して私個人は『義援金』という形でしか支援できていません。 多くの「何かやらねば」との気持ちが、自主的に取り組む大勢のボランティアという形に現れ、国民の一体感を醸成しているように感じます。一部には不幸に付け入る不心得者もいるにはいますが・・・ 亡くなった多くの方の無念を想い、この災害を契機に、日本人の身の丈にあった文化生活、エネルギー転換、を国まかせ他人まかせにせず、みんなが一人ひとり考え行動する大きな転換点にしなければと思います。そしてこの気持ちを長く持ち続ける努力を私は続けたいと決意しました。 (N) |